タキシードを知るうえで、絶対に欠かせない「ドレスコード」って?


フォーマルも。カジュアルも。結婚式だけじゃないタキシード

タキシードって、新郎が結婚式に着るものじゃないの?

いえいえ。
多くの方が驚かれますが、じつは、タキシードがオシャレに活躍する場面ってものすごくたくさんあるんです。
結婚式や披露宴、パーティーなどフォーマルな場はもちろん。
ちょっとしたディナー、夜のデートなどカジュアルな場面でもまわりと差をつけて、オシャレにキメることができます。

フォーマルもカジュアルも、日本でも海外でも、いろんなシチュエーションで通用するファッション。それがタキシードなんです。

しかし、タキシードにハードルを感じている方が多いのも事実。黒くて、カッチリとしていて、着こなし方がよくわからない。
たしかに。いまでも、タキシードといえば、おカタい正装というイメージが残っているようです。

 

タキシードってなに? ドレスコードから読み解くタキシード

そもそもタキシードって何なのでしょうか。
モーニングとか燕尾服とか、言葉だけは聞いたことがあるんだけど、それとはどう違うの?

意外と多いこの質問。
じつは、「ドレスコード」を知れば、スッキリとわかります。

ドレスコードとは、「服装規定」のこと。こういう場面にはこういう服を着るべき、というルール、エチケットです。おもに、フォーマルな(正式な)場面で求められます。
ちょっとややこしそうですが。
たとえば、お葬式にカジュアルなカッコウで行くのはNGですよね。誰もが喪服、いわゆるブラックスーツを選びます。

その場面にふさわしい服装。それが「ドレスコード」です。

ドレスコードとして押さえておきたいのが、モーニングコート、フロックコート、燕尾服(テールコート)、そしてタキシードの4種類です。
時間帯によっても分けられていて、昼間用の礼服は、モーニングコートとフロックコート。夜間用の礼服は、燕尾服(テールコート)とタキシード。

そうなんです。じつはタキシードって、夜間用の礼服だったんです。

 

燕尾服(テールコート)とタキシードの関係

もう少しだけ、ツッコんだお話をすると、
タキシードは同じ夜間用の礼服である燕尾服(テールコート)よりも、やや略式されたものです。

主役か、参加者かをイメージしてもらえるとわかりやすいかもしれません。主役が着るのは燕尾服。参加者はタキシード。
燕尾服(テールコート)は、言葉のとおり、裾がツバメの尾のように長くなっているものです。
ちなみに、某テーマパークの入場口でゲストを歓迎するミッ○ーマウスは、燕尾服を着ています。ドレスコードがわかると、そこに込められた意味も伝わってきますね。

話がそれてしまいました。タキシードは夜間用の礼服だったんですね。だから、おカタい正装というイメージが残っているわけです。

しかし、ここが大切なのですが、日本ではあまりこのドレスコードは意識されていません。
「ああ。ドレスコードっていうものがあるんだな」という認識にとどめておくことで、フォーマルでもカジュアルでも、タキシードを楽しむことができます。

これがフォーマルでもカジュアルでもキマる、タキシードの可能性です。